環境への取り組み Environmental Activities

環境への取り組み

カーボンニュートラルへの取り組み 鋳造業における環境負荷削減への挑戦

当社は、CO2を大量に排出する鋳造業界において環境負荷を最小限に抑えるため、カーボンニュートラルの達成に向けた取り組みを強化しています。鋳造プロセスでは、特にコークスを大量に使用するため、当社のCO2排出量の70%に該当します。この排出量を削減するために、従来の燃料に代わる新しい技術の導入に積極的に取り組んでいます。

当社のCO2排出量割合 Our CO2 emissions ratio

3つの生産拠点

目標値

当社は、以下の中長期的な目標を掲げ、カーボンニュートラルに向けた具体的な行動を進めています。

2030年までに、CO2排出量を2013年度比で50%削減します

2030年までに、CO2排出量を
2013年度比で50%削減します

2050年までに、カーボンニュートラルを達成します

2050年までに、
カーボンニュートラルを達成します

取り組みの柱

01

バイオ燃料の導入

コークスの使用を削減するために、バイオ燃料への切り替えを進め、製造工程における温室効果ガスの排出量を削減しています。バイオ燃料は、自然環境に優しい持続可能なエネルギー源であり、鋳造業における新たな環境負荷軽減手段になると考えています。

バイオ燃料の導入
02

エネルギー効率の向上

製造工程全体のエネルギー効率の向上を目指し、生産効率を上げるとともに、生産設備の稼働データと消費エネルギーデータの一元管理によるロスの見える化や、省エネ技術を導入しています。これにより、燃料の使用量を抑えつつ、鋳造プロセスの生産性を維持・向上させています。

エネルギー効率の向上
03

再生可能エネルギーの導入

当社は、太陽光発電などの再生可能エネルギーを積極的に導入し、工場やオフィスでのエネルギー需要を賄っています。これにより、電力の一部をクリーンエネルギーでまかなうことで、さらに環境負荷の削減を図っています

再生可能エネルギーの導入

ステークホルダーとの協働

カーボンニュートラルの実現には、当社単独の取り組みだけでなく、ステークホルダー全体との連携が不可欠です。取引先、従業員、地域社会、お客様と協力しながら、環境に配慮した持続可能なビジネスモデルを構築していきます。

ステークホルダーとの協働

環境パフォーマンスデータ environmental performance data

第61期環境パフォーマンスデータ

(2023年4月1日~2024年3月31日)

パフォーマンスデータPDFファイル

汚水流出対応訓練 Sewage spill response training

想定される緊急事態発生時の対応を手順書に定め、定期的にその有効性の確認を行ない、緊急事態発生時の社外流出による汚染を未然に防ぐ活動を行っています。

汚水流出対応訓練

環境マネジメントシステム Environmental management system

国際品質規格ISO14001認証を取得

国際品質規格ISO14001認証